声をかけて下さったのは伊東では知らぬ人のない祇園寿司の若社長、守谷匡司さん。故北村重憲オーナーの親友だった守谷さんは横浜までみずから大型トラックを運転して、何トンもある書棚の材料を運んでくださった。そして所属する伊東市商工会青年部建築会の若手メンバーを12人も集めて、ライブラリーができる空間であるサザンクロスリゾートのピカデリー広場に駆けつけてくださった。

寄贈された本一冊一冊に寄贈者名のシールと管理用のバーコードシールを貼り、本と寄贈者の情報をコンピュータに入力する静的な作業を担当しているわれわれ「ブックピープル」と、書棚をはじめライブラリーの内装づくりという動的な作業を担当してくださる彼ら「ウッドピープル」が、はじめて顔をあわせたのが昨夜のことだった。
大量に出てくる梱包材やクッション材を片端から拾ってゴミ袋に入れ、お茶やお茶菓子を用意し、記録写真を撮るのがブックピープル女性陣の仕事だった。お茶菓子は故オーナー夫人からの差し入れだった。

笑っていった。
7月7日にはこのピカデリー広場と隣のレイラニというスペースで「北村重憲さんを偲ぶ会」が開催される。参列者には「故人の好みで、正装ではなくアロハシャツでお越しください」とのことである。
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